
角地に建つ邸宅。広めの通りに面した側には植栽を配して美しく演出すると同時に、玄関窓から視線が入るのを防いでいます。
どの面から見ても目を惹くのは、バルコニーの壁上部までいっぱいに設けたルーバー。実はこのルーバーの一部が門扉となっており、外から見た時に目立ちづらいように配慮されています。ルーバーの扉は愛犬が誤って外に出てしまうのを防ぐ役割もあります。意匠性と防犯性を兼ね備えたデザインです。
大きな河川のそばにあり、のびのびとした雰囲気が魅力的なエリアに建つ邸宅。
地区計画の壁面後退がある敷地で、必要な広さ・部屋数を確保しつつ、防犯・安全性に配慮した住まいを作ること、愛犬との暮らしを楽しめる家にしたい、というのがお施主さまのご希望でした。
そこで計画したのが、ルーバーで囲んだ大きなバルコニーのある、2階リビングの邸宅です。
全開放サッシで LDK と一体になるバルコニーは、目隠し壁となるルーバーに守られたプライベートな屋外空間。部屋の延長のように、外の視線を気にせず寛ぐことができ、室内に光や風を届ける機能も果たします。
1階には寝室と洗面・浴室などの水廻りを集約。ホテルのスイートルームのように、ゆとりと機能性を兼ね備えたプランとなっています。
愛犬と寛ぐ時も、忙しい毎日のなかで一人でゆっくりと過ごしたい時も、豊かなひとときを堪能できる大人の住まいです。