
中庭を囲んで玄関、洗面スペース、LDK、和室を配置することで、無駄な動線を省いています。
中庭がひとつひとつの居場所を視覚的にも身体的にもつなぎ、山並みへの視線の抜けも相まって、広がりと奥行きのある内部空間になりました。
敷地は高速道路のICからほど近く、幹線道路から少し中へ入った住宅地の奥にあります。西側で接道し、南・東側には住宅が建っていますが、北側は畑で見通しがきき、神社の森があったり、遠くには山並みを望むことができます。
すぐ南側に家が建っていること、および駐車スペースを確保することを考えると、敷地の南側を庭とし、そちらに向かってLDKを配置することは効果的ではありません。むしろ、周囲の条件に素直に反応し、北面を外に向かって開き、他の3面を閉鎖的な計画としました。