2010年の創業以来、株式会社kotoriは、構造の理と意匠の美を調和させた邸宅づくりを続けています。
緻密に設計された骨格が、のびやかな空間を支え、四季を通じて穏やかな環境を保つ。
その基盤の上に、選び抜かれた素材と繊細な仕立てが重なり、静かな存在感を放つ住まいが形づくられます。
ひとつひとつの邸宅には、職人の精度と設計者の思想が共鳴する、密度の高い時間が流れています。
堅牢でありながら、軽やか。端正でありながら、やわらか。
その均衡こそが、私たちの建築が永く愛される理由です。
私たちは、年間にお引き受けする住まいを３〜４邸に限っています。
それは、一邸ごとに深く向き合い、設計から仕上げの細部に至るまで、妥協なく時間を注ぐためです。
空間を形づくるのは、図面ではなく、人の手と感性。
素材の表情を見極め、光の動きを想いながら仕立てることで、住まいには静かな温度と奥行きが生まれます。
効率よりも完成度を。量よりも密度を。
その先にあるのは、工芸のような精度と、住まい手の人生に寄り添う気配を纏った邸宅です。
