
キッチン台によって仕切られたダイニングとキッチン。
横に繋がるリビングはスキップフロアとして小上がりにすることで、一体空間ながらも3つの用途で緩やかに仕切りました。
スキップフロアの段差の部分はスペースを利用して、収納スペースも設け、無駄のないつくりとなっています。
南側が道路に接した決して広くない敷地で、プライバシーを確保しながら明るく開放的な家にすることが目指されています。
シンボリックな出窓と三角屋根のコンパクトな外観に、吹抜けのホールを中心とした内部空間が折りたたまれ、そこに家族の声が響きあう。2階からキッチンに向かって「お母さん、ごはんまだ?」なんて言うお子さんの声が、今にも聞こえてきそうです。