
LDKに続く階段。準防火地域のため各段板の厚みが60㎜必要ですが、段板下側の角を取る加工を施し、できるだけすっきりと見せるように工夫しています。
都心の駅からほど近い、商店街から一歩入ったところにある敷地。周辺は住宅密集地です。
抜けのある南側を主な開口面とし、南側に向かってより大きく開くことのできる「勾配天井」のリビングダイニングを二階に計画しました。邸宅においてもう一つの見せ場となる玄関にも同様に光を取り込むため、二階で取り込んだ光を玄関に落とす吹き抜けを併せて設定。効率よく光を取り込む間取りが特徴となっています。
内装は家族の暮らしに優しく寄り添うナチュラルモダンテイストにまとめ、細部まで美しい空間となるよう、見えない部分、細かな部分に様々な工夫を施しています。