
すっと伸びる竹と玉砂利、行燈の柔らかい光。特に夕暮れの美しい景色をイメージしてデザインした、この邸宅を強く印象付ける「和」の華やかな中庭です。建物の中心にあり、各部屋や廊下などから美しい景色を楽しむことができます。
すり鉢のように1階がもっとも狭く、上階にいくにつれ広がっていくような構成となっているため、下の階に自然光が届きやすく、邸宅全体を明るくする効果があります。
京都出身のご夫妻のご要望にあった「寛ぎ」「和」というキーワードを表現した、現代にふさわしい洗練された和モダンスタイルの邸宅です。
室内は明るいベージュを基調とし、天然素材をふんだんに使った上質で落ち着いたデザインに。華やかな「和」の世界を表現した中庭との対比が印象的な空間に仕上げました。また、中庭を擁する回廊型の邸宅は、上階に行くほど中庭が広がるすり鉢型。下階から見上げると、空が広がっていくような開放感があります。そして、最上階には広々としたリビング・ダイニングと、中庭を見下ろすバルコニーを計画。心地よい日差しあふれるリゾートの雰囲気を楽しめます。
華やかで上質な「和」が日々心を満たしてくれる、美しく非日常感あふれる邸宅です。