
日本刺繍のアーティストである、お施主様のアトリエです。玄関土間横の小上がりのスペースに作りました。様々な道具や材料を収納できる大きなクローゼットと、作品を飾れるピクチャーレールを備えています。大きな窓からは終日自然の光が入り、制作作業のしやすい柔らかな明るさを保っています。
南東側に環境の良い大きな公園が位置する敷地条件と、海外のお客さまも訪問されるアトリエスペース。
この二つの条件から考えたテーマは「緩やかに外部と繋がる住宅」
1Fアトリエスペース、住宅玄関それぞれのアプローチ空間を露地のように計画。
格子の壁、庭という手法でそれぞれ道路との間に結界をつくり、アプローチ空間を演出するとともに、外部の環境を穏やかに内部に取り込みます。
2Fには二世帯兼用のLDKを配置。そのリビング・ダイニングに沿うようにバルコニーを計画することで、室内外が一体に感じられます。
外の景色を取り入れ、外と緩やかに繋がるこの家には、いつも清々しい空気とゆったりとした時間が流れています。