
間口3.5m、奥行き8.5mのワンルーム空間をもつ住宅計画です。
自転車、料理、音楽など趣味を楽しむための場所をSE構法によるスキップフロアのワンルーム空間で計画しています。
なるべくシンプルなルールのもと非日常的な空間となるよう、居場所がゆるやかに繋がりつつ切り離れているような空間構成とし、杉の無垢板や構造用合板、フレキシブルボードなど「素」のマテリアルによって包み込み、シンプルな開口部で外部と繋がるように計画しています。
大きな気積をもつ小さな居場所のつながり。
「広さ」とは床の広さのことではなく、気持ちの良い居場所の集まり。
その居場所が「くう・ねる・あそぶ」を楽しくします。
「小さくて大きいこと」をコンセプトとした「趣味の家」です。