
広い敷地に大きな屋根を広げる建物。ここ江南市は風が強い風が吹く地域でもあるため、建物の東南と南西には防風林となるべく中木を植えています。建物東西の長さは12,740㎜、南北方向の奥行は10,000㎜。低いシルエットが安定感をもたらしています。たたみりびんぐの南面にはW1870㎜×H1170㎜の引き違いサッシが2組み並ぶ出窓を設けました。今回採用したサッシはYKKのAPW330。
設計する人と直接話しながら家づくりを進めていきたい。そんな想いから、建築士と距離が近い弊社を選んだK様。理想の住まいのイメージはご夫婦で其々異なり、ご主人は「四季を感じられる平屋」。奥様は「お洒落で落ち着いた家」が希望でした。「主人の意見を反映すると和の住宅になるけれど、昔ながらの感じではなく、今っぽいテイストがいいと思いました。共働きで朝の支度が重なるためトイレが2つは絶対条件でした」と奥様談。一体感のある住まいをテーマに、家自体は小さくても空間は大きくしたかったというご主人。一続きに広がるキッチンとたたみリビングに、寝室、書斎、ランドリースペース、大容量の収納とウォークインクローゼットなどを備えた延床面積33坪、平屋のような2階建てが完成。窓を開け放っても、外からの視線が気にならず、東西南北に四季折々の風が抜けるなど、自然の心地よさも特徴的な木の住まいで、これから何十年と快適な日々を過ごされることでしょう。