
脇のスリット状の窓からほのかに差し込む光によって陰影のある落ち着いた玄関となっています。
真鍮の小さな取っ手を取り付けた造り付けのオークの玄関収納には、普段使いの靴や、家族の雨具を収納。他にも物入を多く設置しました。
玄関横には、オリジナルの造り付け造作手洗いを設置。白いマットな質感のボウルの奥に貼られたグレーのタイルが奥行き感を演出しています。
敷地は街中の分譲地で、周囲をぐるりと住宅に囲まれた一角。
プライバシーを意識しながらも、明るく、緑を楽しめるようなお家にしたいというご要望から設計がスタートしました。
隣家の北側外壁が迫る南側は、眺望やプライバシーを考慮し敢えて大きな開口を設けずLDKを南北に長く配置することで、道路側と庭スペースを分離。LDKは日中、なるべくカーテン等の遮蔽物が必要にならないようにするため東側は背を抑えたハイサイドライト、西側には大きな天窓と、壁面との面積のバランスを
検討し、必要最低限の大きさに抑えた掃き出し窓を設置しました。
東西から入り込む天空光が、壁面に反射しながら柔らかく室内を照らし出しほどよく陰影を演出しながらも優しく明るい空間にしています。
L字型のお家と背の高いウッドフェンスに囲われた庭はすべての居室から眺めることができ室内の延長として、空間を広く見せるとともに暮らしのなかに季節感を演出しています。