
杉板張りの壁が敷地の外周をぐるりと連続して、落ち着いた佇まいの外観。この壁の向こうに豊かな住空間が守られています。照明が杉板を照らしているとより夜でも暖かさが感じられます。
定年を迎えられたご夫婦がゆったりと時を過ごすための、平屋建ての住まいです。総板張りの外壁は工事中でも大変人目を惹き、道行く人に「何かお店ができるの?」と聞かれたほどでした。この壁の向こう側には随所に庭が配されていて、家のあらゆる場所から木々の緑を見ることができます。町中に在りながら人目を気にすることなく、降りそそぐ陽の光や板塀に映る木々の陰影を眺めて過ごす…生活空間そのものはコンパクトでありながら、とてもゆったりと贅沢な空間になりました。