
本棚やクローゼットを間仕切りとして奥に1部屋の子供部屋を設けた。SE構法の「スケルトン&インフィル」の考えのもと、内部に多くの柱を必要としない構造体のメリットを活かし、建築当初より子供部屋を間仕切ったものの、本棚と収納の上部はロフトとし、奥の部屋とは完全に仕切ることなく繋がっている。「エアコン1台で快適に暮らせる」メリットを活かしたことと、仕切られないことにより広がりを感じる。ロフトは納戸も兼ねていて、大型のストック空間としても利用している。
土地探しからスタートされたO様の家づくりは、何度も見学会にご来場いただきご検討を重ねれらました。外観デザインはガルバリウムをベースに、モルタル、天然石、無垢の木の異素材を組み合わせ、重みのある雰囲気を持たせました。
南側が生活道路に面していることから、あえてリビングを裏手に配置し、延長にウッドデッキをつくり、子供達も外部の目線を気にすることなく内外の出入りが可能な間取りです。南側に面するリビングの吹抜けからは明るい日射もあり、高い天井で広々とした空間がダイナミックです。