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デザイン・性能・保証に優れた重量木骨の家とは?

切妻屋根はメリットがたくさん!メンテナンス時のチェックポイントも徹底解説

更新日:2024.10.11 作成日:2024.10.11
屋根 切妻
「切妻屋根」は日本の住宅でも多く見られる人気の屋根形状です。シンプルな三角屋根のデザインが特徴で、名前を知らなくても形を見ればピンと来る方が多いでしょう。今回の記事では、切妻屋根のメリットやデメリット、またメンテナンス時の注意点について詳しくご紹介していきます。


切妻屋根とは


北欧風の切妻屋根のお家
切妻屋根(きりづまやね)とは、二つの斜面で構成される山型の屋根形状のことを指し、昔から日本や世界の建築に広く取り入れられてきました。棟(屋根の頂部)から屋根が左右に落ちる造りとなっていて、開いた本を逆さに被せたような見た目が特徴です。切妻という名前は、屋根の端(妻)を切ったような形状が由来。屋根に覆われていない二面は「妻側」、また妻側の壁面は「妻壁」と呼ばれていて、屋根で覆われている残りの二面は「平側」と区別されています。


切妻屋根のメリット


工事費用が安い

異素材を組合わせた切妻屋根の家
切妻屋根は基本的に二面の屋根で構成されるため、他の屋根形状に比べて構造がとてもシンプルです。このため、施工が容易で、労働コストや作業時間を抑えることが可能となります。また、屋根材のロスが少なく、材料費もローコストに済ませることができます。


雨や雪を落としやすい

大きな切妻屋根の外観
切妻屋根は左右に勾配がついていて、雨水や雪が自然に流れ落ちやすい構造となっているため、雨漏りや積雪による被害のリスクを下げることができます。また、雨漏りは屋根の接合部で多く発生しますが、切妻屋根は二面の屋根を棟でつなぐだけのシンプルな構造であるため、雨水の侵入を防ぐことができます。


通気性が高い

ポップな印象の切妻屋根の外観
切妻屋根の構造は屋根裏のスペースを広く取りやすく、また妻側の二面には通気口を設けやすいというメリットがあります。屋根の頂部に湿気や熱気を集めて外に逃すことで、結露やカビによる屋根の劣化を防ぎ、清潔で過ごしやすい室内環境を保つことができます。


どんな家のデザインにも合わせやすい

モダンな印象の切妻屋根の外観
切妻屋根のシンプルなシルエットは、さまざまな住宅デザインに調和しやすいのが魅力。日本だけでなく世界中で採用されてきた屋根形状であり、和風と洋風、どちらのテイストにもマッチします。また、軒の出方を短くすればモダンなスタイルに、長くすれば昔ながらの落ち着いたデザインによく合います。


切妻屋根のデメリット


真っ白な切妻屋根のおしゃれな外観


妻側が劣化しやすい

切妻屋根の妻側は屋根に覆われていないため、直接雨風にさらされやすくなります。特に横殴りの雨の際には、雨水が妻壁に強く打ち付けられるため、外壁材の劣化が早まってしまうことがあります。


個性を出しにくい

切妻屋根はシンプルな構造であり、なおかつ非常に多くの住宅に採用されているため、デザインで個性を出しにくいというデメリットがあります。切妻屋根の住宅でオリジナリティを出したい場合は、屋根勾配や配色の工夫が必要となります。


切妻屋根のメンテナンスの注意点

切妻屋根のパーツごとの特徴やメンテナンスの方法についてお伝えします。
軒の深い切妻の大屋根が印象的な外観


破風

破風(はふ)とは、妻側の屋根の端の部分を指し、屋根と外壁の隙間から雨水が入り込むのを防ぐ役割を果たしています。破風は雨風が直に当たりやすい場所にあるため、こまめなメンテナンスが欠かせません。傷んだ破風板から雨水の浸透を防ぐためには定期的に塗装し直す必要があります。また、破風板の劣化が激しい場合は、ガルバリウム鋼板で破風全体を覆う板金工事を行うことで、耐久性を高めることができます。


妻壁

妻壁は屋根に覆われている平側よりも雨風にさらされやすく、傷みが生じやすい箇所と言えます。軒の出方が短いほど、雨風による劣化が進みやすくなります。メンテナンスの際には、塗膜の劣化や雨染みの有無などを重点的にチェックしましょう。一般的に外壁の塗り直しは10~15年とされていますが、切妻屋根の場合は、より短いスパンでのメンテナンスが必要になります。特にチョーキング現象(外壁が白くなる現象)が見られた場合は、早めの塗装を検討しましょう。


まとめ

切妻屋根の魅力は、シンプルで馴染みやすいデザインだけでなく、機能性やコストパフォーマンスの高さにもあるということをご理解いただけたのではないでしょうか。今回はメンテナンス時の注意点についても詳しくご紹介しました。適切なケアを続けて住宅の寿命を延ばし、より長く、快適に過ごせる住まいを作っていきましょう。

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