
畳スペースは少し小上がりにし、構造材をあえて見せることで、リビングとは異なる表情を付けています。
階段を中心に家事室、キッチン、ダイニング、リビング、畳スペースをひとつのフロアに集約させることでその想いが実現できました。キッチンに造作カウンターをつけて、朝食をダイニングテーブルまで運ばなくても食事ができるように。家事室には毎日の着替えが仕舞える収納と、洗顔・歯磨きなど朝の軽い身支度ができるようなスペースも設けました。このフロアのどこにいてもお互いの存在が感じられるよう、階段の壁は敢えて天井まで繋げず構造材を見せて仕上げました。どこにいても見守られる、見守ることができる安心感。そんな家ができました。