
高低差のある土地では、階段付きの玄関ポーチを設けることが定石ですが、あえて低い土地の部分に玄関を設け、スキップフロアをつくりました。
室内面積を広げたことで、欲しかったWICも設けています。
無垢の床、漆喰壁、板張り天井。
時が経るほど深みが増し、美しく経年変化する、自然素材をあしらった空間。
年代物のジーンズをはじめから手にするのではなく、自分でつくりあげることを愉しむ住まいをデザインしました。
内装は重厚感をもたせ、ヴィンテージライクに仕上げています。
中庭と吹き抜けから陽の光を取り入れることで、ほどよい抜け感が生まれ、柔らかな印象に。
さらに、光の陰影によって、素材がもう一段階深く、味わいのある質感へと変化しています。