
礼拝堂を囲うように配置された収納空間と聖餐準備室。一見壁のように見える木の扉を開けると納戸や物入れが現れます。木の良さを生かしたデザインに機能性をプラスしています。
イエス・キリストが手を広げ、人々を受け入れ、導くデザインをイメージしてつくられた名古屋北教会。土地の形状に合わせた建物配置は、無駄な部分を極力無くすだけでなく、空間に豊かさを与え、不思議な空間デザインを生み出しています。礼拝堂、集会室などは行き止まりのない回遊動線と、用途によって使い方を選択できるフレキシブルな設計に。また、長期間利用されることを意識し、長寿命の素材、バリアフリー化など、維持管理の負担を減らし、多くの人にとって使いやすい建物となっています。