Y様邸

建設地は富士山が一望できる山一つというスケール。オーナーさまが求めたものは都会の喧騒から離れ、自然の中で暮らす本来の人間らしい生活でした。奇しくも今、コロナ渦で人々の生活環境が大きく変わり始めており、この家はまさにニューノーマルな暮らしの一つの形と言えます。そこには車の存在が欠かせません。
入り口の電動ゲートを開くと、石積みで切り開かれた敷地内車道が頂上まで続きます。頂上に辿り着くと建物が姿を見せます。ファサードは富士山を正面に広く開かれています。
ガレージは大きな外部収納と母家を結ぶ構造になっています。ガレージの奥には森が望め、木漏れ日が車のボディーに反射する美しいガレージハウスが完成しました。某国産自動車メーカーの北米用CMに採用されたことがあります。

家は森の中にあり自然豊かですが、その分、車に木の葉や樹液など付くこともありますから、ガレージが車を守ってくれています。ガレージと建物が一体で、ガレージから玄関までのデザインが大きな門のように見えるのですが、帰って来た時に安心感を得られる存在です。
室内のクロークからガレージにアクセスできる動線なのでとても便利です。2方向に解放されているので、雨の日でもガレージで自然を感じながらバーベキューを楽しんだりすることができます。

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