素敵な別荘ライフを実現するために、間取りや設備に取り入れたいアイデア10選

素敵な別荘ライフを実現するために、間取りや設備に取り入れたいアイデア10選のインデックス
「将来は海辺の別荘で暮らしたい」「週末や長期休暇を過ごせる、素敵なセカンドハウスが欲しい」など、別荘ライフに憧れている人も多いでしょう。かつては、富裕層が避暑のために建てるものと位置づけられていた「別荘」ですが、最近では一般の家庭でも、週末を過ごす「セカンドハウス」として浸透してきました。そこで、別荘づくりを検討している人のために、素敵な別荘のアイデアをご紹介します。
別荘を持つことのメリットとデメリットは?
別荘は、ウィークデイを忙しく過ごす現代人にとって、週末だけでも自然の中でゆっくり過ごすことができる、とっておきの場所。都会の喧騒から離れて一人の時間を過ごしたり、家族水入らずの時間を楽しんだり、時にはたくさんの仲間を招待したりと、思い思いの時間を過ごすことができます。別荘での充実した時間を持ち、心と体をゆっくり休めることは、月曜日からはじまる忙しい毎日への活力にもなるのかもしれません。
別荘を持つことのメリットはたくさんありますが、デメリットがあることも忘れずにいましょう。別荘を持っている人が一番苦労しているのが、管理の問題です。家のメンテナンスはもちろんのこと、庭の手入れはさらに頻繁に行う必要があります。訪れる頻度にもよりますが、「別荘に行くたびに庭の手入れが大変……」という声が多いのも事実。そのためにも別荘を建てる場所は、自宅から通いやすい距離にすることも大切です。
1.周囲の豊かな自然を借景に!リビングの開口部は大きく取る
別荘の醍醐味は、なんといっても自然の中に家を構えられるということでしょう。夏は新緑、秋は紅葉など、間近で季節の移ろいが感じられる森の中の別荘地や、海が見える海岸エリアの別荘地など、自分が一番リラックスできる土地をじっくり探すのもよいものです。土地の広さに余裕があり、周囲の家との兼ね合いもさほど気にする必要がなければ、大きな開口部を設けることで、より周囲の自然をダイナミックに感じることができます。
フルオープンになる大きな窓を設けられるのも、別荘地ならでは。家族一人一人の部屋が必要でなければ、リビング・ダイニングなど共用部分を大きく取ることで、住宅地の家とはひと味違ったダイナミックな間取りにすることもできます。窓をフルオープンに開け放てば、部屋に気持ちよい風が通り、鳥のさえずりが聞こえてくるでしょう。
2.ブランチに気持ちよく使える、アウトドアリビングを活用
家の中のリビングとは別に、屋外にもテーブルやチェア、ソファーを置いて、家族がくつろげる空間を設けるのが、アウトドアリビングの考え方。敷地に余裕のある別荘なら、より実現がしやすいでしょう。また、アウトドアリビングに屋根があれば、より使い勝手のよい空間になります。扉をフルオープンにして室内と繋げることができれば、大勢の来客があった時にも活躍します。
大きなデッキをアウトドアリビングにすれば、空の下で気持ちよくブランチができます。また、周囲の目を気にする必要がなければ、バーベキューなども気軽に楽しめるでしょう。デッキのアウトドアリビングでは、朝ヨガをしたり、ゴロンと寝転がって本を読んだり、お風呂上がりに涼んだりと、誰にも邪魔されずに自然の中でゆっくり過ごすことができます。
3.豊かな自然を望むデッキを設けて、空気感も丸ごと楽しむ!
リビングに大開口を設けることで、外の景色を楽しむこともできますが、さらにデッキを設ければ、外の空間をダイレクトに感じることができます。そして、床の高さや素材を揃えることで、リビングの延長のように見えて、空間の広さも感じられるでしょう。デッキに出れば、爽やかな風や森の匂いを感じ、室内とはまた違った過ごし方ができます。
広いデッキがあることで、別荘での過ごし方にもまた違った楽しみが生まれます。朝起きてデッキに出て、コーヒーを飲んだり、ボーッと景色を眺めたり。椅子を置いておけば、ここで読書をしたり、軽く食事を楽しむことも。夜はビールを片手に、星空を眺めながら過ごすのも最高ですね。外に向けてせり出すようなデッキを設ければ、より自然に近い場所での暮らしが実現するでしょう。
4.暖炉のあるリビングこそ、別荘暮らしの醍醐味
別荘には、煙突のある暖炉がよく似合います。設置に費用がかかったり、薪を用意したりとお金や手間はかかりますが、体の芯から温めてくれたり、炎を見ているだけでリラックスできるなど、メリットも多いでしょう。住宅地ではなかなか設置が難しいですが、敷地などに余裕のある別荘地であれば、暖炉のある暮らしを楽しめるでしょう。とくに、寒さの厳しい別荘地などでは活躍しますね。
暖炉があることで、家族が自然と暖炉のまわりに集まってきます。すると、家族の団欒時間も増えていくでしょう。また、暖炉のメリットは調理ができるということ。ダッチオーブンでじっくり時間をかけて煮込み料理をしたり、燻製を作ったり、ピザを焼いたりと、別荘ならではの食を楽しむこともできます。
5.心も開放できるバスルームは、別荘地だからこそ
別荘にいる週末は時間にも余裕があり、日々の疲れを癒すためにも、ゆっくりバスタイムを楽しむことができます。そのため、別荘を新たに建築する際には、お風呂にこだわる方も多いものです。大きな窓を設ければ絶景が眺められたり、フルオープンにできるお風呂ならお湯に浸かりながら外の自然が感じられます。
住宅街の自宅に設けるお風呂は、周囲の目線が気になったり、広さもある程度限られてしまいます。一方で別荘のお風呂であれば、思い切った間取りも実現できるでしょう。大きな窓を設けて開放的にしたり、露天風呂風に仕立てたり、アジアンリゾート風にしたりと工夫をすることで、別荘での時間がより充実したものになるはずです。
6.天窓のある家なら、青空と星空を両方満喫!
空気のキレイな場所にある別荘地なら、昼は澄んだ青空、夕暮れ時は茜色の空、夜は満天の星空と、時間によって移り変わる空をいつでも楽しめます。それを室内からも眺めたいのであれば、天窓のある家もおすすめ。日中には天井からも温かな陽光が差し込み、空間自体を包み込んでくれるでしょう。
別荘の寝室や子ども部屋にも、天窓を設置するケースも多いでしょう。別荘は共用部分を大きく取るために、寝室をコンパクトにしたり、ロフトを活用する家も増えています。その場合に、ロフト部分に天窓を設ければ、空が見えて空間に広がりが感じられる効果があります。また、暗くなりがちな寝室やロフト部分の採光を確保することもできるのです。寝室の上に設けた天窓からの眺めも、また格別。昼間からのんびりお昼寝できるのも、別荘ライフの醍醐味ですね。
7.セカンドハウスだからこそ、コンパクトな平屋で豊かに過ごす
最近の別荘は、「平屋別荘」がトレンド。平屋にすることで柱や壁が少なく済み、さらに階段スペースが必要なくなります。すると、天井を高くして開放感を出したり、リビングダイニングを広々と確保して窓を大きくできたりと、さまざまなメリットがあります。週末だけに家族で使ったり、リタイア後のセカンドライフを送る場所として考えるのであれば、平屋でコンパクトに建てるのもいいでしょう。
平屋にすることのメリットは他にも。上下の移動がないために、生活動線がコンパクトにまとめられます。別荘に通うたびに室内を掃除したり、軽いメンテナンスが発生することを考えると、上下の移動がないだけでも時間短縮になります。また、冷暖房の効率がよい、雨風や地震などに対しても耐久性が高いなど、さまざまなメリットも考えられます。
8.吹き抜けで空間的広がりと、たっぷりの陽光を思う存分取り入れて
セカンドハウスだからこそ、吹き抜け構造にして思う存分たっぷりと陽の光をとりいれてみるのもおすすめです。広々とした贅沢な空間は、自然と気持ちにもゆとりを与えてくれるはず。庇のような構造物を室内に組むことで、陽の光だけではなく、光が映し出す影のゆらめきを楽しむこともできます。室内にいながらも外にいるような開放感を味わえる特別な空間と言えそうですね。
広がりあるリビングを実現するには、視界をなるべく遮らず繋がりを意識することがポイントとなります。こちらの事例では、階段の手すりをスケルトンにしたり、フロアのつながりを感じられるようにデッキを設置するなどの工夫が凝らされています。家具をおく場合も高さをおさえることで上部空間に余白があり、広々とした空間が実現。余白を残すことで、吹き抜け構造や大空間の良さを最大限に享受できますね。
9.自然素材を活用して、時間の経過を楽しむ
木を活用した内装は、自然素材のもつ暖かさや柔らかさを実感できる場所となります。触れた時にヒヤッとせずに温もりを感じられるのは嬉しいですよね。また自然素材は含まれる化学物質も少なく、化学物質に過敏な方や小さなお子さんがいらっしゃる方にもおすすめです。外から入り込む光の反射も気持ちやわらかくなるので目にも優しい空間ができあがります。
時間がたつにつれて、素材の表情の変化を感じられるのも自然素材ならではのメリット。この木材の木目が好き、石の持つこの凸凹の具合が好きというような、ご自身のお気に入りのパーツが経年変化で雰囲気を変えていく。そんな楽しみ方もできるのが自然素材の魅力。完成したときだけではなく、時間を積み重ねることが愛おしくなるそんなセカンドハウスを作ってみてはいかがでしょうか。
10.アート要素を取り入れた非日常感のある別荘
別荘やセカンドハウスだからこそ、非日常感を演出するのもおすすめです。アートのような美しさを極めてみるのはいかがでしょうか。照明も間接照明を意識して「ただ照らす」だけではない「美しさ」をより一層意識したライティングをしてみたり、思い切って水盤を設置してみれば、またたく間にそこはホテルライクで特別な空間に仕上がります。
非日常感は色の使い方でも演出が可能です。とりわけ落ち着いたトーンで統一してみると一気に洗練された印象となります。また、そこにモダンな要素を取り入れることで、より一層スタイリッシュで特別な空間が実現します。あえて無機質な金属やコンクリートを積極的に取り入れてみたり、家具も直線的なデザインを選んで配置したり……。そんな美術館の一角を再現したような非日常的なセカンドハウスもおすすめです。
まとめ
別荘を検討中の方は、まずは別荘でどんな過ごし方をしたいかをよく考えてみましょう。より自然を満喫したいのであれば、庭に広いデッキを作るのもいいでしょう。バスタイムを大切にしたいなら、思い切って贅沢なお風呂を。家族との時間を大切にしたなら、暖炉を検討してみてもいいですね。別荘は、忙しい毎日から心も体も解放できて、家族でのんびり過ごせる大切な場所になるはずです。