【こんな書斎が欲しかった!】1畳からできるお洒落な書斎レイアウト

【こんな書斎が欲しかった!】1畳からできるお洒落な書斎レイアウトのインデックス
読書好きの方や在宅でお仕事をされる方にとって、自身の書斎を持つことは憧れの一つですよね。家族が多くなれば、ひとりになれる空間や、静かに過ごせる時間が欲しくなることでしょう。
せっかく書斎を作るなら、居心地のいいスペースにしたいもの。しかし、書斎は広すぎても狭すぎてもいけません。今回は、書斎の最適な広さやレイアウト、おしゃれな空間を作るポイントについてお伝えしていきます。
書斎とは?
書斎とは、読書やものを書いたりする部屋のことを指します。しかし最近では、働き方やライフスタイルの変化に伴って、書斎の意味や使い方も多様化。読書や書き物という活動のためではなく、仕事や趣味のための部屋として認知されるようになりました。くつろげる自宅の中での「集中できる空間」として普及しています。
書斎を持つ5つのメリット
大人な空間を演出できる
「書斎」と聞くと少し堅苦しいイメージが思い浮かびますが、今ではSNSなどの写真を参考にしてお洒落な書斎を持つ家庭が多くなってきているんです。そもそも書斎を持つことの意味自体が、変わってきており「仕事部屋」というイメージから「落ち着ける大人な空間」というコンセプトで創られるようになっています。
さらにデザインの工夫により、リビングの一角にワークスペースを設けることで、かつての書斎としての役割を担う事もできます。必ずしも個室をもう一つ作る必要もなく、限られた空間の中の家づくりであっても十分考える余地があるスペースと言えそうです。
生産性アップ
世の中には、ひとりじゃないと集中できないタイプの人と、誰かの気配を感じながら自分の事をやるのが好きという人がいるようです。現代における自由なスタイルの書斎であれば、その両方の作り方が可能でしょう。個室派には、テレビもなければベッドも必要ありません。誘惑や邪魔するものがない状況で、目の前の作業に集中する個室を作ることができます。一方誰かと居たい派には、仕切りやレイアウトで集中出来るスペースを作り、そこで作業が出来るという訳です。
一人の空間が確保できる
基本的に書斎とは、一人になれる空間です。個室であれば完全に一人になる時間というものが得られるのでしょうが、その時間を持つという事を前提として家族に了解を取ることも必要になってきます。オープンな空間であっても、この机に座っている時間は、話しかけないでね、と、時間を決めることで、一人になれる時間と空間を確保できるでしょう。普段の家族内の人間関係を見ながら、個室や半個室、またはオープンレイアウトとバリエーションが出てきそうですね。
書類を整理できる
仕事で持ち帰った書類、個人情報が書いてある大事な書類は一つの場所でまとめて整理しておきたいものです。さらに、こういったものはあまり他人の目に留まるようなところに置いておきたくありませんよね。書斎を個室タイプにすることで、急に誰かが来ても焦る必要はないですし、普段から書斎で整理を行う習慣にもなります。オープンな空間である場合は、収納ボックスなどを利用するといいでしょう。家族の人数分のボックスがあると仕分けもしやすく後で探す時にも楽に探せるでしょう。
家族ひとりひとりの部屋になる
書斎を使うことができるのはお父さんだけ、とは限りません。集中できる空間になっているからこそ、子供が勉強部屋として活用してもいいですし、奥さんが裁縫したりする趣味部屋として使用してもいいんです。家族それぞれが作業を捗らせる空間として共有することで、書斎をさらに有意義に使うことができるでしょう。
1畳からでもお洒落な書斎は作れちゃう
新築を建てるなら書斎が欲しい。でもパートナーに「そんな場所は取れない!」と言われるのではないかと、諦めてはいませんか? 実は書斎を持つのに必要なスペースはたったの1畳で充分なんです。それに書斎というのは広すぎても書斎っぽくありません。ここでは、書斎の大きさによって、どのようなレイアウトができるのかを解説していきます。
1畳で作るコンパクトな書斎
驚きかもしれませんが、書斎は最低1畳あれば作れてしまいます。「本や書類を沢山収納したい」という方であれば、もう少し広いほうが良いかもしれませんが、デスクにパソコンを置いて作業する程度でしたら、1畳でも立派な個室の完成です。もし扉を設けなければ、床の色を変えることで空間に区切りを持たせることもできるので、書斎の雰囲気を演出することはできます。広くはないですが、狭いからこそ集中できるというメリットもあるのでコストパフォーマンスはいいですね。
2畳でもできる快適な書斎
おすすめは2畳の書斎です。理由は120cm幅という、作業用にはちょうど良いデスクを設置することが出来るからです。さらにデスクの反対側にも一畳分のスペースがあるので個室としても充分快適に過ごすことが可能です。「広いと家族に反対されてしまう。だけど狭すぎるのはイヤ。」という方には是非2畳で書斎をつくることをおすすめします。
広く使いたい3畳以上の書斎
在宅ワークでほとんどの時間を書斎で過ごす方や、狭い空間だと逆に居心地が悪いと思われる方は3畳以上の書斎がおすすめです。3畳以上あれば、本を沢山置いたり、ギターを弾いたり、コレクションを並べたり出来ますし、個室としての機能はほぼ完ぺきなのではないでしょうか。半分自分の趣味部屋のような感覚で過ごすことができるのもいいですね。
完全な個室の書斎
書斎と聞いて、まず多くの方が思い浮かべるのは「完全個室の書斎」ではないでしょうか。この方法の大きなメリットは、十分なスペースを確保できることです。広めのデスクや快適な椅子だけでなく、大きな本棚や収納を設置して使いやすい空間を追求できます。テレビ会議などもしやすく、インテリアに個人の趣味を詰め込められる点も魅力です。
こちらは、完全個室の利点を存分に活かした書斎となっています。デスクワークはもちろん、趣味の時間も楽しめる造りになっています。使いやすい形状と配置のデスクや棚、統一された配色にこだわりが感じられますね。仕事でも趣味でも、まさに一人で没頭して集中したいときに最適な空間といえるでしょう。
こちらの事例では、和室を書斎として有効活用しています。掘りごたつ式で足をおろすことができ、長時間座っても疲れにくい設計です。造作カウンターは天然木一枚モノを採用し、雰囲気を壊しません。和室のもつ癒し効果と窓から眺められるグリーンが、心を落ち着かせてくれそうです。使用頻度の低い部屋を思い切って書斎として活用するのも、よいのではないでしょうか。
仕切られた空間の書斎
書斎と言うと個室を作るイメージが多いかもしれませんが、領域を分けて考えるだけで、書斎やワークスペースとしての役割をきちんと果たしてくれる空間が出来上がります。個室ではない書斎やワークスペースの作り方としては2つあります。
まずは、空間をゆるやかに仕切る手法です。袖壁を少し長めに設けたり、収納家具と間仕切りを併用することで、書斎やワークスペースの内部空間を少し隠す手法がその一つです。壁と扉で閉めきった造りにしないことで、2部屋分の開放感を感じつつ、緩やかに仕切ることで目隠しをして空間として独立させるという効果があります。
こちらの事例は、リビングの一角にありながらも、しっかりとワークスペースとしての顔を持つ空間になっています。書斎としては必須アイテムである本棚をリビングとの境に置く事で間仕切りと収納の両方のメリットを享受できるでしょう。床や壁仕上げなどがリビングと同じなので、空間としての統一性があって圧迫感は感じられません。
こちらもLDKに連続して設けられた書斎です。こちらの例では壁ではなく、階段と開放感のある棚で仕切りを作っています。視覚的にはかなり見通しのよい仕切りと言えますが、階段の存在感が大きいのでしっかりと領域は分けられていると感じられます。また、リビングとは床のレベルを変えていることもしっかりと空間の違いを感じられる仕掛けでしょう。
オープンスペースの書斎
個室ではない書斎の作り方としてのもう一つの手法は、全くのオープン空間に書斎を設けるやり方です。家づくりにおいて、全体的にスペースが足りないけれど、どうしても書斎が欲しいという方にも、この手法は有効です。オープンでありながらも、いかに書斎スペースに書斎としての機能を持たせるかが設計者の腕の見せ所になってくるでしょう。
こちらは、全く仕切りもなくオープンな作りの書斎です。LDKと一体の空間にありながらも、何故かそこが違う役割を持っているという事が一目でわかるデザインになっています。それは何故でしょう? ひとつは、階段の下というある種囲われている感覚を持つようなスペースであること。家族のいる方向ではなく壁に向かって座るように作っているので、一定の独立感を持つことができる書斎となっています。
こちらも全くオープンな作りですが、ほぼ完全に独立した書斎と言ってもいいでしょう。その理由は、レベル差にあります。こちらはスキップフロアを採用した空間づくりが特徴的です。書斎もそのスキップフロアの一部に作ることで、壁を作ることなく、他の空間との一体感を持ちながらも、機能的には完全に独立した書斎を作った例と言えるでしょう。
快適な書斎レイアウトのポイント
家族構成やライフスタイルの変化を考慮する
書斎のレイアウトを考えるときには、ライフスタイルの変化を想像しましょう。今後家族構成が変わる可能性も考慮して、一室を使用するのか、部屋の空きスペースを使用するのかを検討してみてください。同じくデスクなども家具も、備え付けにするのか既製品を使用するのか、先々を見通して設置することをおすすめします。
目的に応じてデスクのサイズ・配置を決める
書斎といえばデスクが必要になりますが、サイズや配置は目的に合わせて考えることが大切です。たとえばPC作業がメインなら、モニターの置ける奥行きがあるものや、L字型デスクの方が作業しやすいかもしれません。また読書が中心なら、デスクはシンプルなものが最適と言えそうです。壁付けにするか離して設置するのかも、書斎での過ごし方に合わせて検討してみるとよいでしょう。
使いやすい収納方法を考える
書斎は「作業に集中できる環境」が重要です。そこで、自分に合った収納方法を考え、ワークスペースを整えることがポイントになります。たとえば、壁一面に本棚を設けたり、デスクの上や横に稼働棚を設置すると、本や資料を見やすく収納できて便利です。収納を考えるときは「すぐに取り出せるか」「戻しやすいか」を意識すると、ストレスなく快適に使えますよ。
集中できるインテリアを選ぶ
書斎のインテリアは、単におしゃれなだけでなく、居心地の良さも大切です。統一感のあるインテリアを選び、リラックスしながら集中できる空間を目指しましょう。安らげる緑や集中力を高める青など、色の効果を取り入れてみるのもおすすめです。また、デスクライトの色味や明るさ、椅子の座り心地にもこだわると、長時間の作業でも快適に過ごせる書斎になるでしょう。
暑さ・寒さ対策も考えておく
せっかく書斎を作っても、夏は暑くて冬は寒いとなると、快適に使い続けるのが難しくなります。特に完全な個室タイプの場合は対策が必要です。冬の寒さには、足元を温めるカーペットや電気ストーブなどで対応できますが、夏の暑さは要注意です。エアコンだけに頼らず、断熱材や窓の工夫で温度を調整しやすくすると、一年中気持ちよく使える書斎が実現します。
書斎のレイアウトは自分のスタイルに合わせて
書斎の大きさと位置が決まれば、あとはレイアウトですね。たとえ2畳だとしてもせっかくならお洒落かつ機能的に使いたい。本棚やデスクは作ったあとでも移動は可能ですが、窓や埋め込み型のデスクを変更したい、となったらそれなりにリフォームが必要になります。ここではいくつかのレイアウトのパターンをご紹介しますので、自分が実際に書斎に座った時のことをイメージして何が必要かを、しっかりと考えてみましょう。
デスクの横に窓があるレイアウト
書斎では、PCや書類を相手にする作業がメインです。もちろん狭い空間で行う作業はすごくはかどりますが、長時間続けていると、それなりに目や神経に負担がかかります。デスクの側に窓があると、窓の外の景色を眺めてストレスを軽減したり、目を休める良い時間が作れます。また、インテリア性を考えても窓があることにより、部屋を広く演出することができます。一段落したら窓の外を眺めて落ち着けるレイアウトを、取り入れてみてはいかがでしょうか。
デスクの正面に窓があるレイアウト
書斎に窓を設けるもう一つのパターンは、デスクの正面に窓が来るレイアウトです。書斎には本や棚といったいろいろな物が視界に入ってきますが、目に入る本のタイトルですら、集中を妨げる誘惑になることがあります。写真のように正面を向いたときに窓があると、誘惑や邪魔になるものを排除することができますし、窓の外に緑がある場合は精神的にもストレスを軽減できるという効果があることが分かっています。また窓から入る光の量は、カーテンやブラインドをうまく調節して対策することもできます。
デスクの正面に本棚があるレイアウト
デスクにPCだけを置いて書斎と呼ぶパターンもありますが、書斎として雰囲気を出すとなれば、本や書類を収納したいですよね。本棚を設けるときには、デスクの正面の位置がオススメです。届く範囲に本棚があることで、座ったままでモノを出し入れできるという利点があります。縦の空間を利用すれば、狭い部屋でもたくさんの書類を収納することが可能になります。しかしここで注意が必要なのは、圧迫感が出てしまうことです。こまめにものを整理して、窮屈にならないように気をつけましょう。
おしゃれな書斎の人気のスタイル
おしゃれな書斎を作るには、センスが必要なのではないかと不安に思う方もいらっしゃるでしょう。ですが、今人気のスタイルを参考にしてみると、気に入ったものが見つかるかもしれません。まずは、自分の好きなスタイルを見つけてみましょう。
北欧スタイル
北欧スタイルは、白や淡色などの明るい色で構成されたシンプルな空間が特徴です。また、木材や石などの自然素材を使う事が多い点も特徴です。そして機能性を重視し、無駄を省きつつも、洗練されたデザインのインテリアスタイルです。こちらの書斎も、白と明るい色味の木材で構成されており、テーブルは天板のみのデザインのごくごくシンプルな空間です。そこに機能性の高い照明と、北欧デザインのおしゃれな椅子がアクセントとして効いています。
モダンスタイル
モダンスタイルのインテリアは、白やグレー、ベージュなどの抑えめの色を採用することが多く、色を多用しない落ち着いた印象に仕上げることが特徴です。また、金属やガラス、プラスチックやコンクリート等の無機質な素材が選ばれることが多く、この素材がモダンな印象を与える要因の一つでもあります。こちらの事例も、グレーで統一された空間です。テーブルとなる天板も墨流しのようなグレーのグラデーションになっていて、モダンな印象を与えるポイントとなっています。
ナチュラル
ナチュラルスタイルの特徴としては、まず木や珪藻土、石などの自然素材を多く使うことが挙げられるでしょう。そして色遣いにおいても自然素材を意識した、自然の中に見られるような色が選ばれることが多いと言えます。また、観葉植物を取り入れたり、自然光が入る明るい空間に仕上げることも特徴です。こちらの事例でも、木を多用したデザインで、色はナチュラルな白と木材そのままの色で仕上げられています。そして、床から天井までの大開口を設けることで、明るい空間を実現しています。
和モダン
和モダンは、日本の伝統的な和の要素と、モダンなデザインが融合したスタイルです。和室の畳や襖といった伝統的な要素を取り入れつつ、シンプルで現代的なデザインの家具を使用することで、モダンで洗練された印象を与えます。また、照明器具についても、和紙や竹などの和の素材を使うことで、柔らかな光の空間を演出することが出来ます。こちらの事例でも、床には畳を敷いていますが、縁なしのものを選ぶことでモダンな印象を与えています。
おしゃれな書斎のレイアウト実例集
一言でおしゃれな書斎と言っても、人の好みは様々です。やはり実例を見ながら、自分の好みに合うおしゃれな書斎を見つけるのが一番でしょう。書斎で、どのように過ごすことを想定しているのかも考えながら見てみましょう。
キッチンと素材を統一した書斎
LDKの一角に書斎スペースを配置したこちらの事例は、全体的なイメージの統一が取れるように、キッチンの前面に使用した素材と書斎のデスクの素材を合わせて作っています。このように、素材を合わせることで用途が違う空間であっても、違和感なく同一空間に作ることができますね。書斎の前には、額縁のようなサイズの窓が二つ並んでいて、自然を愛でながら気持ちよく過ごせるワークスペースと言えるでしょう。キッチンと近いことから、家族とのコミュニケーションも取りやすいというのもいいですね。
リビングとガラスで区切られた書斎
こちらの事例は、書斎がリビングの一角にありますが、間仕切り壁が付いているので、しっかりと領域の違いを感じられるデザインとなっています。間仕切り壁には扉がない事と、間仕切り壁の腰高から上にはガラスが施されていることで、程よい開放感と、家族との一体感も味わえるのが嬉しいところです。集中したい時には作業効率があがりますし、間仕切りのガラス窓を通して、家族と共に過ごしているという安心感に浸ることもできます。
吹き抜けで家族とつながる2階ホールの書斎
こちらは、1階LDKの吹抜け上部と繋がる書斎です。LDK内にある階段を上っていけば書斎へとたどり着くので、LDKの大空間を書斎に居ながらにして感じることができる、開放感たっぷりの空間と言えるでしょう。書斎に座ると、前面にはフレームレスのフィックス窓から豊かな緑が見えるので、リラックスした状態で作業がはかどりそうです。また、書斎の一角にはクッションが置かれたベンチがあり、気分を変えてお茶を飲んだり、読書も楽しめる休憩コーナーとしても活用できそうです。
木の温もりを味わえる、おこもり感のある書斎
こちらは、完全に閉ざされた空間として作られた書斎です。集中して作業したい時にピッタリの空間ですね。また、床下収納と、書斎に面して収納スペースも作っているので、書斎の棚は必要な物だけを整理して配置することができて、作業もはかどるでしょう。閉ざされたつくりであっても、フローリングの木のテイストと、小窓から見えるグリーンから、癒しを感じられる空間となっています。また、自分で仕上げた塗装壁とのことで、愛着を持って過ごすことが出来そうですね。
造作カウンターの空間を有効活用した書斎
約5帖の広々としたワークスペースは、家族とのつながりを大切にしながらも、しっかりと作業に集中できるデザインが魅力です。変形地を活かした台形の間取りに合わせて造作されたカウンターと本棚は、無駄なく空間を活用できる工夫が詰まっています。さらに、屋根なりに吹き抜けた天井を板張りにすることで、温かみのある落ち着いた雰囲気に仕上がっています。ガラス戸を引き込めばLDKと一体化できるので、シーンに合わせて使い分けができます。
リビングにマッチしたセミクローズドな書斎
こちらは、リビングに併設された書斎スペースです。間仕切りに縦格子を採用することで、視線は遮りながらも吹き抜けからの自然光は届く、贅沢な「自分だけの空間」に。造作デスクは奥行きをしっかりとり、収納力十分なオープン棚も設置されています。コンパクトでありながらも、すっきりとした作業環境をキープできる工夫が詰まっています。リビングのテイストにも合わせたグレー×木目デザインで、全体バランスにうまくマッチした書斎に仕上がっています。
寝室空間をうまくゾーニングした書斎
こちらの事例は、落ち着いた雰囲気の寝室の一角に設けられた書斎スペース。扉はなくオープンなつくりながらも、壁でゆるやかに仕切られているため、適度な独立性が確保されています。間仕切りの壁を天井まで伸ばさないことで、圧迫感をなくしつつ、家族の気配を感じられる工夫があります。プライベートな空間を保ちながらも、完全に閉じこもらない絶妙な距離感が心地よく、リラックスして作業や読書に集中できそうですね。
まとめ
今回は、書斎について様々な視点から見てみました。様々な情報や事例を見て頂く中で、こんな書斎なら家族全員で使えそうだし、作ってみたい! と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。重量木骨の家のサイトでは、まだほかにもたくさんの書斎の事例があります。家族でどんな書斎が欲しいかを考えながら、理想の書斎スペースを探してみてくださいね。