子供達にどう育ってほしい?子供に合わせた子供部屋の実例

子供達にどう育ってほしい?子供に合わせた子供部屋の実例のインデックス
子供部屋への考え方は様々です。特に日本では子供が小さいうちは親と過ごす時間が長いこともあり、子供部屋の使用頻度は余りないかもしれません。ですが、海外では生まれてすぐ赤ちゃんの頃から、自分の部屋で寝かせることを習慣づけて自立を促すという考え方もあります。どちらにしても将来子供を作ることを考えているなら、子供部屋のスペースも含めて、家を設計していかなければならないでしょう。また、学び方も多様になってきた現代では、オンライン授業も含めて、子供が勉強に集中できるスペースのことも考えてく必要があります。今回は子供にどう育ってほしいか、子育てについての考えが反映されるような子供部屋の実例を見ていきましょう。
1.小さいころは触れ合っていたい、だからみんなで使う子供部屋
小学生低学年までは、子供部屋を作ってもやはり親と過ごしたいと思うのが子供というもの。それならば、親も一緒に使える多目的スペースのような子供部屋を作ってはいかがでしょうか。子供の勉強道具やおもちゃも、そして大人が普段使うちょっとした作業用の道具や読書用の本も、全てを一つの部屋にまとめて収納してみましょう。長い机では家族全員、肩を並べてお勉強タイム。子供の勉強をみてあげるにもピッタリの仕掛けと言えますね。敢えて共用スペースとすることでいつもキレイにすること、という片付けのルールも自然と出来てきそうです。
こちらも、家族みんなで使える共用スペースを子供部屋として使うという考え方を採用しています。開口が大きく、中庭に面しているので外で勉強しているような開放感を感じられそうです。これだけ庭が近いので、勉強の合間の休憩時間に気軽に外に出てリフレッシュも出来ますね。中庭を挟んで家を見通すことが出来るので、離れていたとしても家族の動きが見えるというのは親としても、子供の側からも安心感につながるでしょう。
2.新しいライフスタイルにおける子供の健康を考えた子供部屋
洗面スペースが隣接された、新しいライフスタイルにピッタリの子供部屋。身近に洗面スペースがあると、面倒に思わずに気軽に手洗いうがいが出来ますよね。子供には自由な発想で育ってほしいものです。子供にとってみれば与えられたもので遊ぶことよりも目についたものを手に取り、それを遊びにつなげるといったことが楽しいようですし、そういったことから様々な学びへと繋がっていくことが多いもの。でも、子供が遊んだり勉強したりしているのを見ていると、どうしてそこが汚れるのか分からない、というような自由な汚し方をしていることが多々あります。そんな時にもさっと洗えるスペースがあれば、常に清潔でいられますね。
お友達が遊びにきた時なども、自然に手洗いうがいができれば安心して遊ぶことができます。
3.兄弟仲良く育ってほしいならこんな子供部屋
経済的な理由も含めて、少子化が問題になって随分年月が経っていますが、兄弟がいる家庭というのは両親にとってもメリットがたくさんあります。子供というのは、親からいくら口を酸っぱく言われても身につかないことが、兄弟間の人間関係の中で自然に学ぶことがとても多く、兄弟がいる家庭の方が却って子育てが楽だという点も多くあるという事です。子供の数が増えるという事は家の中にも子供の為のスペースが必要になりますが、そんな時には兄弟のコミュニケーションが作りやすい部屋作りをしてみてはいかがでしょうか。
こちらは、ピッタリとくっついた、小さな2台のベッドが並ぶ様子が微笑ましい子供部屋です。LDKに隣接していること、さらに、扉を設けてないことで子供たちの様子が分かりやすい作りとなっています。子供たちからも、すぐ近くに家族の気配を感じることが出来るので安心でしょう。ベッドのスペースの上部にはロフトもありますので、兄弟仲良く使うのも良し、たまにケンカすれば片方は下で、片方はロフトでそれぞれの時間を過ごすと言う時にも便利です。
こちらのお宅も、将来の事を考えてそれぞれの子供部屋のスペースは用意しておきつつ、子供が小さい時にはあえて仕切らずに使えるようにしておくという考え方です。二段ベッドは省スペースですし、何故か子供は好きですよね。どちらが上になるかという点ではケンカの種になりそうで少し心配ですが、ケンカしながら育つというのが兄弟姉妹のいる強みです。子供部屋自体は二階にありますが、扉を開けていると吹抜けを通して階下の様子も分かるので寂しくありません。
4.子供の個性、自主性を伸ばしたいならこんな子供部屋
子供も段々成長してくると、好きなものがハッキリしてきます。家づくりの時期に子供がそういう年代だった場合は、子供部屋をどう作りたいか子供の意見を聞いてあげるといいですよね。自分の好きなテイストで、好きなものに囲まれてお気に入りの部屋が出来たら愛着も湧きますし、片付けにも精が出るのではないでしょうか。一人の時間と家族の時間をそれぞれ大切に出来るこういった子供部屋は、段々と自立心も出てくる年代の子供たちにピッタリです。
5.カラフルな子供部屋はじっとしていても楽しい
壁紙を選ぶことによって、こんなにも楽しい気分になる子供部屋を作ることができます。子供たちも真っ白な壁紙の部屋以上に、大喜びなのではないでしょうか。最近は輸入壁紙を扱うお店が増えていますので選ぶ楽しみもありますし、子供の年代に合わせて張り替えてもいいでしょう。さらに上部には、ロフトスペースという、楽しい仕掛けもあります。ロフトに作られた可愛い小さなおうちは、子供たちの遊び場にもってこいです。
6.プラスアルファの発想で、子供部屋はもっと過ごしやすくなる
高級感あふれる落ち着いたイメージのLDKです。それもそのはず、施主は、あの有名建築家、フランク・ロイド・ライトの作風が好きだという事。自分の住宅にもそのテイストを入れるように依頼したようです。その意図を汲んで、水平のラインを強調したデザインになっています。そんな、どちらかというと大人の雰囲気のLDKですが、実は子供の為の勉強スペースがしっかり配置されています。
こういった空間で勉強をすると、落ち着いて勉強ができるので、子供の教育にも良い影響がありそうです。子供はある程度の年齢では個室が必要になるのでしょう。子供が成長し子供部屋をつかうようになれば、LDKの勉強スペースは大人の書斎スペースとしても使えそうですね。
勾配屋根そのままの勾配天井と木造の梁が見えて、まるでハイジの山小屋のようなイメージの子供部屋です。姉妹二人分のスペースのようですが、部屋の床の一部が強化ガラスになっていて、下のリビングの様子を見ることが出来ます。子供はかくれんぼが大好きですから、こうやって、上から家族の様子を覗けたりすると言うのは楽しい仕掛けですよね。姉妹でくすくす笑いながら下の様子を見ている姿が想像できそうです。
7.多様化していく学び方にも合わせていきたい
ブルーと白の組み合わせが涼しげな子供部屋です。造作家具も全て自社製作という事でデザインの統一感も感じられます。勉強机が少し奥まったところにあるため、勉強する時間はこの空間にこもってしっかりと集中した時間が取れそうです。社会情勢として授業がオンラインで実施されることを考えたとしても、個室がある方が授業には集中できる環境と言えるでしょう。
壁の一面にアクセントクロスが施されており、白一面の空間に遊びを感じる仕上げとなっています。窓が上部に設置されていることで、窓側に机を置いて自然光を取り入れながら勉強ができますし、何より窓の外の風景に気を散らされる必要がないというのが集中できる仕掛けと言えますね。子供の希望として、通学せずにオンラインを選択することもあります。そういう場合は特に毎日のことになりますので、より勉強に集中できる環境づくりに重きをおいたデザインが求められることになるでしょう。
まとめ
さて色々なパターンの子供部屋を見て頂きました。子供が小さいうちは目が離せませんし、近くに置いておきたいと思いますが、子供の成長の為にも夫婦のプライベートな時間の為にも個室という概念があってもいいでしょう。また子供部屋を作るにあたり、子供なりの好みやこだわりを実現できたとしたら、それを大切にすることで自立心も養う事が出来ますよね。
また一方で、リビングなどの多目的に家族みんなで使えるスペースと言うのは、子供が小さい時はもちろん大きくなってからも大事なコミュニケーションの場所になるのではないでしょうか。そして、コミュニケーションがとりやすい事と同じくらい大切になるのが子供たちの勉強する環境づくりです。子供の将来にとって何が大切かは、それぞれの家庭、それぞれの子供たちによっても違ってきます。家づくりを考えるという事は家族とのつながりを再考する時間にもなりますので、安易に決めずにじっくりと検討してみてください。